




2018年1月に第一子が生まれ、離乳食を始めて数ヶ月が経ちます。
その食べる様子を細かく観察しながら、最適な形状を追い求めて、試作を重ねてきました。
経験に裏付けされた理想の形状が完成しました。
はじめての匙の特徴
〈その1〉すくう部分の丸い形
正面、横、後ろからどの方向からでも食べさせやすい丸い形状。
〈その2〉まっすぐな匙
本来であればスプーンは首が少し曲がっている方が使いやすいのですが、赤ちゃんのスプーンとなると変わってきます。首が曲がったスプーンでは、持ち手の延長線上に匙先がないので、赤ちゃんが思っている匙先の場所と実際に匙先がある場所とで誤差が生じ、上手く口に運ぶことが難しくなります。まっすぐにすることで、先の場所を確実に意識することができます。
〈その3〉薄い匙のふち
スプーンのふちを薄くすることで、大きなかたまりの野菜などを細かくすることができます。
〈その4〉持つ場所を選ばないなっすぐな持ち手
大人が食べされるときには、後ろの方を持つが、赤ちゃんは比較的すくう部分に近い場所を持つ。そのためどこで持っても持ちやすいようになっています。
〈その5〉握りやすい丸い持ち手
赤ちゃんは握るようにしてスプーンを持つため握りやすくチカラが入りやすいように丸みを持たせてあります。
〈その6〉ちょうど良い深さ
離乳食のスプーンは、すくう部分が深すぎると匙の中央に残りキレイに食べにくくて、浅すぎてもこぼれやすいのです。
〈その7〉安心な材料と塗料
スプーンは、少しずつ削れて口の中に入ってしまいます。しかし、国産の桜の木と天然の漆を使っているのでこの匙であれば安心してお使い頂けます。木材は熱伝導が少ないので、熱くなりにくく赤ちゃんの口にも優しく当たります。また、持ち手も金属と違って冷たくなりません。
漆を塗って仕上げてあるので、口当たりが滑らかでスプーンに残りにくいです。
塗装の漆には抗菌作用があり、オイルフィニッシュのものよりも衛生的です。
〈その8〉噛んでも歯を傷めない
金属などと違って噛んでも歯を痛めることはありません。
専用の化粧袋にお入れしてお送り致します。
空白の四角の部分にご希望があればお名前をお入れできます。
もしくは、そのまま空白でお渡し致します。
男の子であれば青の帯、女の子であれば赤の帯を巻きます。
Miyabow日記
https://miyabow.com/?page_id=8
「2歳2ヶ月の娘が箸を使えるようになるまでの報告書」で箸づかいの道のりを紹介しています。
材料:桜
仕上:拭き漆仕上げ
寸法:105×25×7(mm)
ベビーカップ・ベビーボウル・ベビープレート・ベビースプーンのセット販売もご用意しております。
注意事項:食器洗い乾燥機はご使用になれません。
天然素材・手作りのため、一点一点異なりますのでご了承ください。